元フジテレビのアナウンサーとして活躍した長谷川豊氏。
しかし、彼のキャリアは数々の不祥事や問題発言によって大きく揺らぐことになりました。
そこで話題になっているのが
・人工透析患者への過激発言による炎上
・CS番組での差別発言と波紋
・フジテレビ批判とメディア界からの孤立
なぜ彼はフジテレビを辞めることになったのか?
本人の主張と周囲の見方には大きなズレがあるのも事実です。

そこでこの記事では、長谷川豊氏の不祥事や退社の理由を詳しく解説し、彼のキャリアに何が起こったのかを振り返っていきます!
長谷川豊 不祥事①経費横領疑惑②人工透析患者への衝撃発言
経費横領疑惑とは?フジテレビでの処分
長谷川豊氏がフジテレビを退社する大きなきっかけとなったのが、ニューヨーク支局勤務時代の「経費不正使用疑惑」 です。
彼はフジテレビのアナウンサーとして活躍していましたが、2012年に業務規定違反を理由に降格処分 を受けました。
フジテレビ側の発表によると、ニューヨーク駐在時の滞在費用を不正に使用 したことが問題視され、本社人事局付へ異動。
その後、編成制作局編成情報センター著作権契約部へ配置換え となりました。
横領の事実関係は?
フジテレビの公式発表では、「業務の規定に違反」とのみ説明されており、詳細は明かされていません。
ただし報道では、ニューヨーク駐在関連の経費を私的に流用した疑い があったとされ、長谷川氏はその全額を返還したことが伝えられています。
これに対し、長谷川氏は後のインタビューで以下のように反論しています。
- 「ある社員の勘違いが原因」 であり、意図的な不正使用ではなかった
- 弁護士6人に相談し、「不法領得の意思がないため横領には当たらない」との見解を得ていた
- お金はすぐに返還しており、問題視されるような事案ではない
つまり、本人は「不正を働いたつもりはない」「誤解が広まってしまっただけ」と主張しており、真相ははっきりしていません。
しかし、フジテレビ側は厳しい対応を取り、彼のアナウンサー人生に大きな影響を与えたことは事実 です。
人工透析患者への衝撃発言と炎上騒動
長谷川豊氏を巡るもう一つの大きな不祥事が、人工透析患者に関する発言 です。彼は自身のブログで
「自業自得の人工透析患者なんて、全員実費負担にさせよ!無理だと泣くならそのまま殺せ!」
という衝撃的なタイトルの記事を投稿。これが大炎上し、テレビ業界から完全に干されるきっかけ となりました。
この発言のポイントは以下の通りです。
- 人工透析を受ける患者の中には生活習慣の悪化が原因のケースもある
- 医療費が膨大になるため、全額自己負担にすべきだと主張
- 「無理なら死ね」と受け取られるような過激な表現を使用
このブログ記事はネット上で瞬く間に拡散され、テレビ業界からの批判も相次ぎました。
その結果、長谷川氏はテレビ大阪、読売テレビ、TOKYO MXのすべての番組を降板。さらに、彼のブログが転載されていたネット言論サイト「BLOGOS」からもライターとしての資格を剥奪されました。
「誤解だった」との釈明も…失われた信用
長谷川氏はその後、「誤解を招いた」として謝罪 しています。
- 「タイトルの表現が過激すぎたのは認める」
- 「人工透析患者をバカにする意図はなかった」
- 「ブログの全文を読めば、そこまで極端なことを言っていない」
彼は自身のブログに「先天的な遺伝的理由で人工透析をしている患者さんを罵倒するものではない」と注釈をつけていましたが、タイトルのインパクトが強すぎたため、その意図はほとんど伝わりませんでした。
その結果、スポンサーやテレビ局も彼を起用するリスクを避け、彼はテレビの世界から事実上追放 されてしまいました。
これらの不祥事は、長谷川豊氏のキャリアを大きく変えた出来事 でした。特に、経費横領疑惑については詳細が明かされておらず、本人も強く否定しています。

一方、人工透析患者への発言に関しては、彼自身も「表現を誤った」と認めているものの、すでに信頼を回復することは困難な状況 となっています。
長谷川豊 不祥事③差別発言④フジテレビ批判
CS番組での差別発言とその波紋
長谷川豊氏がフジテレビ在籍中、CS放送の番組内での発言が「差別的」だと批判を浴びた ことがありました。その問題となった発言の一例として、滝川クリステル氏に関するコメント があります。
滝川クリステル氏といえば、フリーアナウンサーとしても活躍し、2013年には東京オリンピック招致活動で「お・も・て・な・し」のスピーチを行い大きな話題となった人物です。
彼女はフジテレビ出身ですが、ハーフということもあり、日本語のイントネーションが特徴的だと言われていました。
長谷川氏は、CS放送の番組内で滝川クリステル氏について「ガイジン」 と発言。
この発言が差別的だと捉えられ、「国際的な感覚に欠ける」「人種差別ではないか?」 との批判を浴びました。
フジテレビ批判とメディア界からの孤立
長谷川豊氏は、フジテレビ退社後もメディアでの活動を続けていましたが、次第に自身の古巣であるフジテレビに対する批判を公の場で展開 するようになりました。
彼がフジテレビ批判を始めた理由として、「組織の腐敗があった」と主張 している点が挙げられます。
長谷川豊氏のフジテレビ批判のポイント
- フジテレビの経営陣は「日枝久体制」の長期独裁政権により支配されている
- 上層部は「上に従うだけの飼い犬」ばかりで、新しい時代に適応できない
- フジテレビは「公共の電波を使って人の人生を壊すが、自分が批判されると弱い」
このような発言を自身のブログやメディア出演で繰り返し、フジテレビの体質を痛烈に批判しました。
フジテレビは長谷川氏の発言をどう受け止めたのか?
フジテレビ側は長谷川氏の批判に対して公式な反論を行うことはありませんでした。
しかし、業界関係者の間では、「内部情報を暴露するような行為は信用を失う」 と見られ、テレビ業界での長谷川氏の立場は次第に厳しくなっていきました。
さらに、フジテレビだけでなく、他のテレビ局でも長谷川氏を起用することが難しくなり、彼のメディア出演の機会はどんどん減少 していきました。
差別発言やフジテレビ批判がもたらした影響
長谷川豊氏のこれらの発言は、彼のキャリアに深刻な影響を及ぼしました。
- 差別発言による視聴者や業界関係者の反発 → イメージダウン
- フジテレビ批判によるメディア界からの孤立 → 出演機会の減少
- 過激な発言が多いため、スポンサーも敬遠する傾向に
彼の発言は時に正論と受け取られることもありましたが、過激な表現が多いために賛否両論を呼び、結果的にメディア業界での居場所を失うことになった のです。
まとめ
長谷川豊氏は、フジテレビのアナウンサーとして活躍していましたが、ニューヨーク支局での経費不正使用疑惑をきっかけに降格処分 を受け、その後退社しました。
また、フリー転向後も彼の過激な発言が物議を醸し、特に人工透析患者への衝撃的なブログ記事 は世間の大炎上を引き起こしました。その結果、彼はテレビ業界から完全に干される こととなりました。
さらに、フジテレビを退社した後も、彼は古巣への批判を繰り返し、メディア業界との関係をさらに悪化 させていきました。
彼のキャリアがここまで急転直下した背景には、「不祥事」「過激発言」「メディア界との対立」 という複数の要因が絡んでいます。
今後、彼がどのような形で活動を続けていくのか、その動向が注目されます。

ただ、不祥事についてはどれも確定的なものがないので、現時点では長谷川豊氏を責めすぎるのはやめましょう。