2025年4月24日に放送されたドラマ『波うららかに、めおと日和』の最終回!
そこで話題になっているのが、
・瀧昌が戦争で死亡するという衝撃の展開とは?
・確定考察で原作漫画から読み解く今後の余韻とは?
ということです!

そこでこの記事では、上記の内容を順番に解説していきます!
両親の死因!
波うららかにめおと日和 江端瀧昌の年齢や過去は?階級や両親の死因と悲しすぎるエピソード!
- 波うららかにめおと日和ドラマ 1話あらすじと考察!
- 2話あらすじと考察!
- 3話あらすじと考察!
- 4話あらすじと考察!
- 5話あらすじと考察!どうなる生きてる?
- 6話あらすじと考察!どうなる生きてる?
- 7話あらすじと考察!
- 8話あらすじと考察!
- 9話あらすじと考察!
- 最終話10話あらすじと考察!
- 波うららかにめおと日和1巻あらすじと考察!
- 波うららかにめおと日和2巻あらすじと考察!
- 波うららかにめおと日和3巻あらすじと考察!
- 波うららかにめおと日和4巻あらすじと考察!
- 波うららかにめおと日和5巻あらすじと考察!
- 波うららかにめおと日和6巻あらすじと考察!
- 波うららかにめおと日和7巻あらすじと考察!
- 波うららかにめおと日和 ドラマ 【最終話結末ネタバレ予想】
- 見どころ
- まとめ
波うららかにめおと日和ドラマ 1話あらすじと考察!
昭和11年春、花嫁姿で夫の“写真”と挙式という衝撃の幕開けで視聴者を一気に掴んだ第1話。
関谷なつ美(芳根京子)は父・篤三からわずか7日で帝国海軍中尉・江端瀧昌(本田響矢)との縁談を言い渡されます。
#めおと日和【先行】切り抜き
本日初回放送!
本編映像から特別に一部シーンを
ちょっとだけお見せしちゃいます✨===========
なつ美
初めての対面にそわそわ…
瀧昌は…?
===========本日よる10時スタート✿*
便利なTVerのお気に入り登録も忘れずに୭:*… pic.twitter.com/1w7JgthUaB— 『波うららかに、めおと日和』4月期木10ドラマ【公式】 (@meotobiyori) April 24, 2025
挙式当日、海上訓練で欠席した瀧昌の代わりに飾られた写真の横で、なつ美は祝福とも戸惑いともつかぬ視線を浴び、その繊細な心を映し出しました。
やがて瀧昌が帰還し対面を果たしますが、“無口で不器用”な彼とのぎこちない時間は、まさに視聴者が息を呑む瞬間です。
② 瀧昌の武骨な優しさに垣間見える人間味
③ 柴原家での居候生活が示す階級と女性の立場

柴原郁子(和久井映見)の母性あふれる支援が、なつ美の不安を優しく包み込み、視聴者の涙腺をゆるめました。
昭和レトロを現代的に再構築したセットと衣装、そして生瀬勝久演じる活動弁士のメタ的語りがドラマ版独自のチャームポイント。
次回、ふたりは“手を取り合える”のでしょうか?――気になる展開は次の見出しへ!
考察
第1話は「会えない夫婦」ゆえの心理的距離を演出し、視聴者に“想像する余白”を提示しました。
写真挙式は〈物理的不在〉と〈精神的空白〉のダブルミーニングを担い、戦前日本の軍人婚の厳しさを象徴しています。
瀧昌の無表情は「言葉では語れない誠実さ」の裏返しであり、のちのギャップ萌えを強調。活動弁士は1930年代の無声映画文化へのオマージュで、ドラマ全体の“見世物性”を高めています。
郁子が示す姉的ポジションは、継母・姑問題を前倒しで解消し、女性同士の連帯を際立たせる巧みな脚色と言えるでしょう。
次はいよいよ原作1巻の濃密な夫婦生活に迫ります!

2話あらすじと考察!
なつ美と瀧昌――出会って間もなく、互いのことをよく知らないまま突然夫婦となった二人の、新たな生活が始まりました。
なつ美は純朴で控えめな性格。瀧昌は帝国海軍で職務に励む寡黙な青年です。そんな二人が寝食を共にする毎日は、どこかぎこちなく、どのように距離を縮めていいのか手探りの状態でした。
そんな中、瀧昌に任務が言い渡され、急きょ2ヶ月間家を離れることになります。
まだお互いに心を開ききれていない中での別れは、なつ美にとって少し心細いものでした。それでも彼女は「お帰りなさい」を言える日を心待ちにし、日々を過ごしていきます。
第1話ご視聴ありがとうございました✨
ぜひ、『 #めおと日和 』をつけて
感想を教えてください💬🌸第2話予告🌸
5月1日(木)よる10時放送!少しずつ、距離が近づくふたり
だけど、会えない時間に不安が募りーーー来週もお楽しみに✨#めおと日和 👘🌸
第1話TVer見逃し配信中🤍୭:*… pic.twitter.com/C9UjtVrfr2— 『波うららかに、めおと日和』4月期木10ドラマ【公式】 (@meotobiyori) April 24, 2025
ある日、なつ美のもとに瀧昌から電報が届きます。そこには再会の約束が記されていました。その話を聞いた母屋の郁子は「新婚旅行ね!おめかししなきゃ!」と微笑みながら背中を押します。なつ美はワンピースに身を包み、緊張しながらも期待を胸に待ち合わせ場所へと向かいました。
やがて姿を現した瀧昌は、白い軍服に制帽という凛とした装い。思わず息をのむなつ美。その美しさに瀧昌もまた、視線を外せません。
お互いに見惚れながらも、言葉少なに再会を喜びます。ぎこちない空気が漂いつつも、二人の間には確かに小さな温もりが生まれていました。
その後、瀧昌に連れられて訪れたのは、港町のパン屋。
なつ美は初めて口にするクリームパンに笑顔をこぼします。
ささやかな幸せがそこにはありました。
そして、海辺を散歩する二人。波の音と風の匂いの中、少しずつ心の距離が縮まっていくのが感じられました。
そして、ついに!!#めおと日和 👘🌸 pic.twitter.com/iEkjCA4oop
— 『波うららかに、めおと日和』4月期木10ドラマ【公式】 (@meotobiyori) April 24, 2025
夜、泊まる旅館に戻った二人が部屋へ入ると、並んで敷かれた二枚の布団。
戸惑いと緊張が走る中、瀧昌は照明を落とし、そっと窓を開けて星空を見上げます。
「星や太陽の位置から艦の現在地を割り出すんだ」と、静かに語り始める瀧昌。
その真摯な姿に、なつ美は思わず彼の隣に座り、興味深く話を聞きました。
やがて、なつ美も自分の家族について話し始めます。
しかし、ふと瀧昌がまっすぐに自分を見つめていることに気づき、赤面してしまいます。
「そんなふうに見られると恥ずかしいです」と顔を背けるなつ美に、瀧昌は「じゃあ、見る代わりに触れてもいいか」と優しく尋ねます。
その言葉に、なつ美は驚きながらも頷き、二人はそっと手を繋ぎました。
無言のまま見つめ合う二人の瞳には、ようやく始まりかけた「本当の夫婦」としての絆が浮かび上がっていました。
3話あらすじと考察!
第3話(5月8日放送)は、新婚の江端なつ美(芳根京子)と瀧昌(本田響矢)が、少しずつ夫婦らしさを育んでいく様子が描かれます。
2か月ぶりに帰宅した瀧昌は、なつ美から幼なじみの瀬田準太郎(小宮璃央)の話を聞き、思わず嫉妬心が芽生えます。
今夜こそ距離を縮めようと決意し、入浴後、寝室でなつ美と向き合います。
緊張気味のなつ美に、瀧昌はそっと手を伸ばし…。
第2話ご視聴ありがとうございました✨
ぜひ『 #めおと日和 』をつけて感想を教えてください💬🌸第3話予告🌸
5月8日(木)よる10時放送!2人の行く先にある幸せ
そのためには守らないといけない約束があって…そして、ついに芙美子さん登場✒️
来週もお楽しみに✨#めおと日和 👘🌸… pic.twitter.com/IbOb9K8y5C
— 『波うららかに、めおと日和』4月期木10ドラマ【公式】 (@meotobiyori) May 1, 2025
翌日は瀧昌の提案で街を散歩することに。
商店街や写真館を巡る中、なつ美は段差でつまずきそうになりますが、瀧昌がすかさず腕をつかみ、そのまま手を握ります。
顔を赤らめながらも手を繋ぎ歩く二人。やがて瀧昌は「秘密の場所」を教えます。
それは、初夏に蛍が舞う山の上の小川。
なつ美は「来年も再来年も、毎年見に行きたい」と伝え、瀧昌はなつ美の両手を優しく包み込みます。
さらに物語は続き、瀧昌が上官に勧められた背広を作りに、二人で初めてテーラーへ。そこに現れたのは、小さな男の子の店員。
必死に接客する姿に瀧昌はタジタジ。なつ美はその姿を微笑ましく見つめ、心にある想像をふくらませます。
考察
この回では、なつ美と瀧昌が互いを思いやり、少しずつ絆を深める様子が丁寧に描かれています。
特に、蛍の場面は「日常の幸せ」を象徴しており、二人がこれから築く家庭の未来を暗示しているようです。
また、テーラーでの少年との出会いは、なつ美の母性や家族像への憧れを感じさせ、物語が「夫婦」から「家族」へとテーマを広げる予兆としても興味深いポイントです。
4話あらすじと考察!
5月15日放送の第4話では、なつ美(芳根京子)が「花筏の会」という海軍士官の妻たちの集まりに初めて参加します。
慣れない準備に戸惑うなつ美は、厳しい会長から叱られてしまいますが、会長の姪である芙美子(山本舞香)がさりげなくフォローしてくれます。
タイピストとして自立して生きる芙美子は独身で、なつ美とは違った人生を歩んできた人物です。
会の中で「夫の過去を知ることも大切」と言われたなつ美は、夫・瀧昌(本田響矢)の過去に関心を抱くようになります。
第3話ご視聴ありがとうございました✨
ぜひ『 #めおと日和 』をつけて感想を教えてください💬🌸第4話予告🌸
5月15日(木)よる10時放送!ひとときの幸せを確かめるふたり─
そして、もうひとつの恋の予感🤍知られざる、瀧昌の過去も…
来週もお楽しみに✨#めおと日和 👘🌸… pic.twitter.com/UNOl4BFRBV
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そんな中、芙美子が江端家を訪れ、一緒にライスカレーを作ることに。調理中、なつ美は瀧昌のことについて芙美子に打ち明け、芙美子はそれを受けて郁子(和久井映見)を食卓に誘います。
思い切って郁子に尋ねるも、彼女も瀧昌が柴原家に来る前のことは知らないと答えます。
食後、居間で眠ってしまったなつ美は、郁子が芙美子に語った「急ぎすぎた結婚」への後悔を耳にします。
目を覚ましたなつ美は、その言葉に深く考え込むのでした。
その後、妹・ふゆ子(小川彩)と幼なじみの瀬田準太郎(小宮璃央)が訪ねてきます。一方、家を空けていた瀧昌が久々に帰宅すると、玄関にはなんと瀬田の姿があり…。
考察
なつ美が少しずつ「妻としての立場」と「個人としての疑問」の狭間で揺れ動く様子が丁寧に描かれた回でした。
芙美子という自立した女性の存在が、なつ美にとって良い刺激になっている点も印象的です。
夫の過去に触れようとする勇気は、彼女が真に家族になろうとする第一歩ともいえるでしょう。また、郁子の言葉からは、周囲の思惑で進んだ結婚の裏にある「悔い」や「責任感」が浮かび上がります。次回、瀧昌と瀬田が顔を合わせる場面が波乱の予感を呼びそうです。
5話あらすじと考察!どうなる生きてる?
第5話(5月22日放送)では、江端瀧昌(本田響矢)が出立してから数週間が経ち、妻のなつ美(芳根京子)は彼の無事を案じながら日々を過ごしていました。ある日、海軍士官の妻たちの集まり「花筏の会」で知り合った秋山潤子(小島藤子)から、「艦が沈んだ」と聞かされ、なつ美は動揺します。けれども、柴原郁子(和久井映見)がその話は過去の出来事だと説明し、現在の状況ではないことを伝えます。
それでも郁子は、「いつ何があってもおかしくない」と、軍人の妻としての覚悟を促し、なつ美はあらためて身の引き締まる思いになります。
第4話ご視聴ありがとうございました✨
ぜひ『 #めおと日和 』をつけて感想を教えてください💬🌸第5話予告🌸
5月22日(木)よる10時放送!「お願い、無事に帰ってきて」
瀧昌の身を案ずるなつ美
無事に帰った瀧昌だが─芙美子と深見も思わぬ展開に!?
そして、なつ美と瀧昌のその服装は…… pic.twitter.com/t7aWapfgB6
— 『波うららかに、めおと日和』4月期木10ドラマ【公式】 (@meotobiyori) May 15, 2025
そんな中、11月に入り「アサッテ カヘル」と瀧昌からの電報が届き、なつ美は安堵しますが、直後に風邪で寝込んでしまいます。郁子の看病で熱は下がったものの、声が出なくなってしまい、帰宅予定の日にも治りません。
そこで訪ねてきた芳森芙美子(山本舞香)に事情を話し、瀧昌に風邪がばれないよう手助けを頼みます。
2人は一緒にコロッケを作ったり編み物をしたりして、瀧昌の帰りを待ちますが、夜になっても姿を見せず、不安が募ります。
そしてようやく帰宅の気配がしたものの、現れたのは同僚の深見龍之介(小関裕太)に支えられた泥酔状態の瀧昌。

この公式の文章から考えても予告からか見ても生きてるようですね!
なつ美は呆然としながらも、瀧昌を玄関の外に押し出し、戸を閉めるのでした。翌朝、謝罪する瀧昌でしたが、同席した芙美子と深見の存在が、さらなる波乱を呼ぶ展開へと繋がっていきます。
考察
第5話では、戦時下の不安定な日常と、軍人の妻としての孤独や覚悟が描かれました。なつ美の心の揺れと、仲間との絆が丁寧に描かれており、静かながらも緊張感のある展開でした。
瀧昌の帰宅が待ち望まれる中での「泥酔帰還」は、視聴者に衝撃を与え、夫婦の信頼関係に亀裂が入る予感を漂わせます。また、芙美子と深見という“第三者”の存在が、今後の人間関係にどのような影響を及ぼすのか注目されます。
6話あらすじと考察!どうなる生きてる?
2025年5月29日放送の第6話では、なつ美(芳根京子)が喫茶店で会う芙美子(山本舞香)と深見(小関裕太)の様子に不安を抱き、瀧昌(本田響矢)を巻き込んで変装し、ふたりを尾行することになります。渋々ながらもなつ美のために付き合う瀧昌。その姿から、彼の素直な優しさがにじみ出ています。
第5話ご視聴ありがとうございました✨
ぜひ『 #めおと日和 』をつけて感想を教えてください💬🌸第6話予告🌸
5月29日(木)よる10時放送!なつ美と瀧昌はついに…!?
初めてなつ美の実家に訪れた瀧昌は?
そして、深見と芙美子の恋の行方は一それぞれの関係にさらなる進展がありそうな6話😳… pic.twitter.com/zpruBf4EcG
— 『波うららかに、めおと日和』4月期木10ドラマ【公式】 (@meotobiyori) May 22, 2025
深見は芙美子に「あなたを理想の結婚相手と考えています」と真剣に告げます。恋愛感情を必要としない「契約のような結婚」を提案する深見に、芙美子は一定の理解を示しつつも、その申し出を断ります。
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深見の合理的すぎる考え方
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芙美子の本音と揺れる気持ち
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結婚観の違いが浮き彫りに
一方で、偵察のはずがまるでデートのように楽しんでしまうなつ美と瀧昌。注文したショートケーキとサンドイッチを分け合い、仲睦まじいひとときを過ごします。しかし偵察が空振りに終わり、落ち込む瀧昌。
そんな彼の元へ、なつ美が母・さつき(紺野まひる)からの手紙を持って現れます。「いつ関谷家に来られるのか」という問いに、瀧昌は「今すぐ行こう」と即答。ついになつ美の実家を訪れることになります。姉妹たちに囲まれる瀧昌は、戸惑いながらも新たな一歩を踏み出します。
考察
今回の見どころは、結婚に対する価値観の対比と、なつ美と瀧昌の関係の進展です。深見の「恋愛抜きの結婚」は現代的な議題を反映しており、芙美子の戸惑いも自然です。
一方、なつ美と瀧昌は「偵察」を口実に心の距離を縮め、無意識にデートらしき時間を楽しむ様子が微笑ましく描かれています。
特に、手紙をきっかけに実家を訪れる流れは、瀧昌が「なつ美の人生に本格的に関わっていく」決意の象徴といえます。
照れながらも一歩ずつ絆を深めていく2人に、今後も期待が高まります。
原作との違いについて
ドラマ「波うららかにめおと日和」は、原作漫画とは異なる点がいくつか描かれている点が話題になっていますね。
特に、第6話では原作との違いが2〜3箇所見られました。
まず、なつ美が実家に帰省した際、姉たちから夫婦の「夜の方」について質問されるシーンです。
原作では、この時点でなつ美と瀧昌は既にそれなりの関係になっていたため、なつ美が赤裸々に語っていました。しかし、ドラマではまだ関係が進んでいない設定だったため、「まだしていない」と回答する形になっていたんです。結婚して半年以上経っているのに、という原作との違いに驚きの声もありました。
初めての出会いも違う!
次に、瀧昌となつ美が初めて出会った時のエピソードですね。
ドラマでは、実は映画館で隣同士に座っていたこと、そして駅で助けてくれた駅員さんが瀧昌だったことが明らかになりました。なつ美はこれを運命だと感じますが、母親から
と聞き、瀧昌は運命ではなかったと言います。ここで、ドラマのなつ美が言った
という言葉は、原作にはなかったんですよ。
この言葉が、単なるラブコメではなく、二人の絆をより丁寧に描いていると感じる人もいました。ドラマでは、原作よりも二人の関係が進むペースが抑えられている点が特徴的ですね。
なつ美と瀧昌、周りのキャラクターたちの関係性
ドラマで描かれるなつ美と瀧昌の関係性は、視聴者から「うぶすぎる」という声が多く上がっていますね。
結婚して半年以上経っても関係が進んでいなかったり、お互いに言いたいことを相手に言って良いのか悩んだり、遠慮がちな二人の様子が可愛らしいという感想がありました。
あれだけ遠慮なく話せるということは、きっとお互いに合っている二人なんだろうと感じる人もいます。
また、瀧昌正の言動について気になった点も話題になりました。
駅のシーンで、帽子を借りて顔が見えないようにしてくれたというなつ美の話に対して、瀧昌が「前しします」と返事をしたことですね。
なぜここで「前しします」という言葉が出てきたのか、少し不思議に感じた人もいたようです。
深見については、これまでの当て馬的な役が多い中で、今回はふみ子と結ばれて幸せになってほしいという期待の声がありました。
原作漫画では、この後、深見とふみ子の話が物語の半分くらいを占めるほど重点的に描かれているので、ドラマでも二人の関係性がさらに深まっていく可能性は十分にありますね。
- なつ美と瀧昌の夫婦は、お互いに遠慮がちな「うぶ」な関係性が描かれています。
- 深見とふみ子は、対照的に遠慮なく本音を言い合える関係性が魅力的だという声があります。
- 原作では深見とふみ子の関係が物語の大きな部分を占めているため、今後のドラマ展開も期待されています。
7話あらすじと考察!
なつ美(芳根京子)と瀧昌(本田響矢)は、なつ美の実家で心を通わせる時間を過ごしました。その夜、二人は互いの気持ちを確かめ合うように一つの布団で寄り添い、恋人としての一歩を踏み出します。
翌朝、昨夜の出来事を思い出して赤面するなつ美は、朝食の準備にも集中できず、味噌汁は塩辛く、ご飯もおかずも失敗の連続。そんな様子を見て、瀧昌も照れくさそうに味噌汁をすすりながら、ぎこちない空気が流れます。
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恋人としての距離が縮まる
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恥じらうなつ美の可愛らしさ
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微笑ましい朝の空気感
年末が近づく頃、郁子(和久井映見)は大掃除を瀧昌にも手伝わせたらと提案しますが、なつ美はなかなか頼めずにいました。
そんな中、踏み台から荷物を仕舞おうとしてバランスを崩したなつ美を、瀧昌がとっさに支え、「家族なんだから頼って」と優しく語ります。その言葉に背中を押され、なつ美はようやく神棚の掃除をお願いするのでした。
瀧昌から「海軍の号令のように指示して」と言われ、なつ美は戸惑いながらも微笑みながら指示を出します。
やがて餅つきの日を迎え、芙美子(山本舞香)と深見(小関裕太)も訪問。なつ美は二人の距離を縮めようと、酒の買い出しをお願い。道中、少年がリンゴを盗む場面に遭遇し、芙美子が代金を支払い、深見はその少年に意外な優しさを見せるのでした。
第7話のあらすじと今後の展開予想
第7話のあらすじが紹介され、その内容から今後の展開が予想されていますね。第7話では、なつ美と瀧昌がついに結ばれる夜が描かれます。
しかし、翌朝のなつ美は昨夜のことを思い出して恥ずかしさでいっぱいで、食事の支度に失敗してしまうんです。瀧昌もまた落ち着かない様子で、しょっぱい味噌汁をぎこちなく飲む二人の姿が描かれるようです。
掃除を手伝うことになった際、なつ美は瀧昌に頼むことを遠慮してしまいますが、バランスを崩したところを瀧昌に助けられ、瀧昌から
と言われます。なつ美が神棚の掃除をお願いすると、瀧昌正から海軍の号令のような指示をしてほしいと提案され、なつ美が戸惑いながらも指示をすることになるエピソードもあるようです。
この神棚の掃除に関するやり取りは、原作にもあった気がするという話が出ていました。
また、第7話では餅つきが行われ、ふみ子と深見も訪ねてきます。
なつ美は二人の仲を取り持とうと、一緒に酒の買い出しに行くよう頼むんです。
買い出しの道中、二人は少年がりんごを盗むのを目撃し、ふみ子が代わりに代金を払います。
そして、逃げようとする少年に対して、深が意外な一面を見せる場面があるようですよ。
この少年への対応も原作にあったか、少し記憶が曖昧だという意見がありました。
ドラマ全体のペースについて、前半の3話で原作の3巻分を描いたのに対し、今回の4〜6話は原作の1巻半を3話かけて描いており、ペースが落ちているという指摘がありました。
原作がまだ戦争の本格化まで描かれていないことから、ドラマも原作のその時点までで終わり、シーズン2があるのではないかという予想も出ています。
戦争が本格化する時代背景を考えると、瀧昌や深見といった海軍関係者の安否が心配だという声もありますね。
終戦時に無傷の軍艦がほとんどなかったという歴史的な事実にも触れつつ、誰かが犠牲になる可能性を懸念する意見もありました。
考察
第7話では、なつ美と瀧昌の関係が一線を越えたことで、日常の些細なやりとりにも照れや気遣いが生まれ、それが微笑ましく描かれています。大掃除のシーンでは、瀧昌の「家族として頼って」という言葉が、なつ美の心をほどく重要な鍵となりました。
また、芙美子と深見のエピソードでは、互いの人間性が浮き彫りになり、恋愛の予感と成長の兆しが見えてきます。全体として、心の距離が近づく温かな年末風景が印象的な回でした。
8話あらすじと考察!
江端なつ美と瀧昌は、結婚して初めて迎えるお正月を穏やかに過ごしていました。瀧昌は、完成までに時間がかかる結婚指輪について「半年後に一緒に取りに行こう」と提案します。その優しさに、なつ美は胸を温かくするのでした。
第7話ご視聴ありがとうございました✨
ぜひ『 #めおと日和 』をつけて感想を教えてください💬🌸第8話予告🌸
6月12日(木)よる10時放送!なつ美は瀧昌の職場見学へ⚓️✨
まさかの、瀧昌に女の影…❔芙美子と深見はお見合いへ❕
なつ美の父から呼び出された瀧昌─… pic.twitter.com/Qssg8GVK22
— 『波うららかに、めおと日和』4月期木10ドラマ【公式】 (@meotobiyori) June 5, 2025
やがて瀧昌は任務のため出立。なつ美は、彼に宛てる手紙の内容を考えたり、郁子と一緒にお化粧を楽しんだりと、静かな日常を送ります。出発から1ヶ月が経ち、いよいよ帰宅の日。なつ美は腕によりをかけて夕食を準備します。
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なつ美は手紙に悩みながらも日々を丁寧に暮らす
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瀧昌との再会を心待ちに夕食の支度をする
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しかし、瀧昌はなつ美の父・篤三と食事していた
その席で篤三は海軍について尋ねますが、瀧昌は守秘義務のため詳細を話せません。篤三には何か意図があるようで、瀧昌は言葉を選びながら必死に対応します。さらに、なつ美をめぐって微妙な関係だった瀬田との間にも、ある変化が訪れるのです。
一方その頃、なつ美は瀧昌の帰りを待ちわびていますが、酒の匂いを感じ「誰と一緒だったの?」と問いかけます。しかし瀧昌は、篤三に口止めされていたため曖昧な返事しかできず、なつ美の心には不安が広がっていくのでした。
考察
この第8話では、結婚後の新たな関係性と、それに伴う家族との距離感が描かれます。瀧昌が義父・篤三との対面で「守るべき義務」と「誤解されたくない思い」の狭間で葛藤する様子は、軍人という立場ゆえの苦悩を象徴しています。
また、なつ美の不安は“夫を待つ妻”としての孤独と疑念を際立たせ、今後の夫婦の信頼関係に揺らぎをもたらす伏線となりそうです。指輪という未来の約束が、逆に現在のすれ違いを照らし出す構造が切なくも美しい演出です。
9話あらすじと考察!
結婚から一年。なつ美(芳根京子)と瀧昌(本田響矢)は、穏やかで慎ましい日々を送っていた。そんな中、なつ美の姉・あき奈(咲妃みゆ)の出産を手伝うため、二人はなつ美の実家を訪れる。家族が揃い、どこか懐かしさを感じる空気の中、布団に横たわるあき奈は陣痛に苦しんでいた。
その痛みに顔を歪める姉の姿を見て、なつ美の心に不安が芽生える。自分が出産する時、果たして瀧昌はそばにいてくれるのか——。彼は海軍の任務で日々忙しく、出産の瞬間に立ち会えない可能性もある。そんな現実を思うと、心細さが胸を締めつける。
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あき奈の苦しむ姿に、自分の未来を重ねるなつ美
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瀧昌の不在を想像し、不安に襲われる
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姉の出産を支えながら、母になる覚悟と葛藤が交錯
一方その頃、よし森家では芙美子(山本舞香)と深見龍之介(小関裕太)の見合い話が急展開を見せていた。
第8話ご視聴ありがとうございました✨
ぜひ『 #めおと日和 』をつけて感想を教えてください💬🌸第9話予告🌸
6月19日(木)よる10時放送!姉の出産に付き添うなつ美🏠
なつ美と瀧昌が思う
夫婦と家族のあり方とは💭芙美子と深見には思わぬ障壁が─❕
来週も見逃せない展開が✨
ぜひお楽しみに🫶… pic.twitter.com/7YNDEQultk— 『波うららかに、めおと日和』4月期木10ドラマ【公式】 (@meotobiyori) June 12, 2025
喫茶店での待ち合わせに現れた芙美子は、なんと妹・蓉子(白山乃愛)と弟・柊一(石塚陸翔)を引き連れて登場。突然の三人対面に驚く深見だったが、蓉子と柊一の敵意に満ちた視線にも臆することなく、にこやかに受け答えを重ねる。
だが蓉子の鋭い質問が突き刺さると、空気は一変。深見は言葉を選びながらも真摯に返し、子どもたちの警戒心を少しずつ解いていく。まるで本当の家族になる試練のように——。
夜が更け、あき奈の陣痛は一層強まり、家中に緊張が走る。なつ美は必死に姉を支えながら、「私もこうして産めるのだろうか」と自問自答する。そして、その傍らでは瀧昌が何もできずにただ見守ることしかできない自分に無力感を覚えていた。
やがて、あき奈の絶叫が静寂を破り、出産のときを迎える。夜明け前、生命の誕生を間近にしたその瞬間、瀧昌は決意を新たにする。「どんな任務中でも、君のそばにいたい」と、心の奥でつぶやくのだった。
考察!
第9話は、命の重みと家族の絆が丁寧に描かれたエピソードでした。なつ美が姉の出産を通じて母になる不安を抱き、瀧昌もまた「支える覚悟」を試されます。
芙美子と深見のパートでは、子どもたちの視点が加わることで、「結婚は当人同士だけの問題ではない」という現実も映し出されます。
すべての登場人物が「誰かのために」一歩踏み出す姿が印象的な回でした。
最終話10話あらすじと考察!
6月26日は、なつ美(芳根京子)と瀧昌(本田響矢)が蛍を見に行くはずだった特別な日です。1年前、ふたりが未来を誓い合った記念日でした。
しかしその日、瀧昌には突然の出動命令が下り、同僚の深見(小関裕太)とともに嵐の中の艦へと向かうことになります。
🌸 #めおと日和【先行】切り抜き🌸
今夜10時 最終話放送✨✨
今夜放送の本編映像から
少しだけ公開しちゃいます🌟===========
大切な人の帰りを待つ
なつ美・芙美子・郁子🌸3人が不安な気持ちを抱えつつも
楽しいひとときを過ごす様子💫なつ美の美味しそうに大福をほおばる姿が… pic.twitter.com/AYzIiUayy5
— 『波うららかに、めおと日和』4月期木10ドラマ【公式】 (@meotobiyori) June 26, 2025
艦上では激しい揺れが続き、瀧昌たちは命の危険にさらされながらも必死に対応していました。
一方、なつ美は自宅で瀧昌の無事を祈りながら、海軍の妻としての役目に向き合います。しかし、次第に不安が募り、自ら鎮守府へ向かうことを決意します。
なつ美・深見・郁子の心の動き
登場人物 | 立場 | 心の動き・行動 |
---|---|---|
なつ美 | 瀧昌の婚約者・海軍の妻 | 自宅で待つが不安に襲われ、鎮守府へ行く決意を固める |
深見 | 瀧昌の同僚・芙美子の婚約者 | 瀧昌とともに艦に乗り込み、嵐の中で危機に直面 |
芙美子 | 深見の婚約者 | 心配のあまりなつ美の家を訪れ、感情を吐露 |
柴原郁子 | 海軍将校の妻の先輩 | 二人に優しく寄り添い、「信じて待つ」強さを説く |
その場でなつ美は「本当は毎日が怖くて仕方ない」と涙ながらに初めて本音を吐露します。ふたりは静かに涙を流し、心を通わせていきます。
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なつ美の「本音」=怖さを隠していた毎日
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芙美子の「行動」=抑えきれぬ不安と向き合うための訪問
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ふたりの「共鳴」=同じ境遇の者として痛みを共有
そんなふたりの前に現れたのが、長年海軍の妻として生きてきた柴原郁子(和久井映見)です。彼女は「心配するのは当然」と寄り添いながらも、「信じて待ちましょう」と笑顔で背中を押してくれます。
最後、瀧昌は激しい嵐のなかで艦を守るため全力を尽くしています。そして、なつ美は空を見上げながら、再びふたりで蛍を見ることができるよう、ただ祈り続けます。
ふたりの未来は、そして深見と芙美子の愛はどうなるのか――
静かな夜に、強く、深く、それぞれの運命が交錯していきます。
考察
最終話では「待つことの強さ」と「信じることの重み」が丁寧に描かれています。なつ美も芙美子も、“戦わない側”として日々不安と闘っています。郁子の存在は、そんな二人にとって過去と未来をつなぐ灯台のような役割。暴風雨の中、命を懸ける男性たちと、涙を抱えながらも前を向こうとする女性たち。ラストはきっと「希望」が灯る瞬間になるでしょう。蛍はその象徴です。
波うららかにめおと日和1巻あらすじと考察!
原作1巻では“潮風=夫の存在感”をキーワードに、なつ美と瀧昌の新婚生活が始まります。家事に不慣れな二人は、炊事場から寝室まで共同作業の連続。
瀧昌が鏡台のある離れを選んだシーンは、「妻の化粧を日常にしたい」という温かい配慮の伏線。
春の陽気と静かな潮騒の対比が、恋心の芽生えを柔らかく彩るのです。
② 鏡台を巡る心の距離感
③ 上官夫妻との擬似家族的つながり

瀧昌は無骨ながら行動で愛を示す人で、寝具を整え、台所に立ち、時には茶碗を割りながらも笑って謝る――その不器用さが読者の母性を刺激します。
終章では「夫の制服の匂いを抱えて眠るなつ美」という名シーンが。「潮風が吹けば、あなたを思い出す」というコピーを体感させる珠玉の1冊です。次巻では“離れ離れの手紙”が二人の心を揺さぶります。お楽しみに!
考察
1巻の主題は〈他者との共居による自己再認識〉です。なつ美は自己肯定感が低く、夫と居ることで初めて自分の存在価値を自覚。鏡台=自分を映す装置が離れに置かれるのは、“結婚が自己確認の場になる”視覚的メタファ。
関谷家 家族写真✿⠜
関谷家の家族写真も公開✨
個性豊かな家族の面々にも
注目してご覧ください4/24(木)よる10時スタート✿*
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「戦前の家父長制」よりも「互いに学ぶパートナーシップ」を描き、現代の読者に寄り添う姿勢が評価されています。
続いて2巻、海と手紙が運ぶ嫉妬の物語へ――!

波うららかにめおと日和2巻あらすじと考察!
2巻の舞台は「海と手紙」がつなぐ遠距離新婚。帝国海軍の厳しい訓練で瀧昌が数週間の洋上生活へ。離れている間、なつ美は便箋に“言えない想い”を綴り、上陸のわずかな逢瀬で「新婚旅行気分」を味わいます。
✎めおと日和撮影日誌✿⠜
予告動画でも公開された
桜のシーンのオフショット✨散る桜を掴もうとするなつ美が
とっても可愛らしいです4/24(木)よる10時スタート✿*
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しかし、瀧昌が不在のあいだに幼なじみ・瀬田準太郎と会っていた事実が発覚し、武骨な中尉の胸に初めて嫉妬が芽生えるのでした。
② 上陸デートが映す時代のレジャー感覚
③ 嫉妬→自己嫌悪という瀧昌の感情曲線

クライマックスは港の夜。なつ美が「将来も海に出るあなたを支えたい」と告げ、瀧昌は「君が手紙を書いてくれる限り海は怖くない」と抱き寄せる――夜景と汽笛を背景にした感情爆発シーンは必読。次巻では「初夜」がついに訪れます。甘酸っぱさ倍増の3巻へ続く!
考察
2巻は「離れてこそ知る存在の重み」を描写。手紙は“言葉を選べる安全地帯”ですが、同時に“送った瞬間から制御不能になる不安”を宿します。瀧昌が抱く嫉妬は、所有欲でなく〈自分を超える存在〉への畏れとして機能し、彼の人間味を拡張させました。
情報解禁✿⠜
木曜劇場初主演の #芳根京子 さんが
主人公 なつ美を演じます瀧昌役は芳根さんと初共演の#本田響矢 さん⚓️
携帯もない時代…
恋愛に不慣れな男女二人の結婚からはじまる恋
ピュア妻×硬派海軍夫の夫婦生活を
お楽しみに.°˖✧4/24(木)よる10時スタート✿*#めおと日和 pic.twitter.com/xSqqRt5Dm3
— 『波うららかに、めおと日和』4月期木10ドラマ【公式】 (@meotobiyori) March 18, 2025
昭和の港風景を通して「地理的距離が心理的距離と直結する時代」のリアリティを再現している点も秀逸。
3巻は祝・初夜!大人の階段を上る二人に胸キュン必至です。

波うららかにめおと日和3巻あらすじと考察!
3巻のキーワードは「初夜」と「朝のぎこちなさ」。一晩を共にした翌朝、互いに照れ過ぎて会話が途切れるシーンは、甘いのに笑える名場面です。その後、銭湯デートやテーラーでの背広作り、“何げない日常”を積み重ねながら、瀧昌が再び訓練に出るまでの短い時間を満喫します。
② 銭湯で見せる素の笑顔
③ テーラーでの採寸=身体的信頼の象徴

背広を仕立てる場面で店主が「袖は奥さまに縫い留めてもらうとご利益があります」と提案し、なつ美が針を通す描写は“戦場のお守り”としても機能。
瀧昌は〈着る〉たびに妻を思い出すわけです。旅立ちの朝、なつ美は「背広の肩に手紙を忍ばせる」ことで“布越しの見送り”を実行。読者の涙腺を直撃しました。
考察
3巻は「身体的親密さの獲得」と「夫婦の時間設計」がテーマ。
初夜の照れは、“大人になったはずなのに初心を失わない”キャラ造形で、読者を安心させます。
背広=社会的鎧に妻が針を通す行為は、女性の家内労働が夫の外的成功へ直結した時代性の再提示でもあり、ジェンダー観の対比が浮き彫りです。
次巻、沈没事故の報に揺れる妻の覚悟がドラマを加速させます!

波うららかにめおと日和4巻あらすじと考察!
4巻では「艦が沈んだの」という噂がもたらす不安と、なつ美の覚悟が中心テーマ。花筏の会で沈没事故を耳にした彼女は一晩中眠れず、瀧昌との思い出を反芻します。夜更け、ふと枕元の潮の匂いに気づき「私は海軍士官の妻、強くあらねば」と自らを鼓舞する――妻の成長譚が胸を打ちます。
② 花筏の会=士官妻コミュニティの重圧
③ 「潮の匂い」は恐怖と愛情の両義性

終盤、誤報だと判明し瀧昌が帰還。なつ美は涙をこらえ、「おかえりなさいませ」と完璧な敬礼で迎えます。この凛とした姿に瀧昌は初めて“妻を誇りに思う”微笑みを見せ、夫婦の精神的対等が成立した名場面です。
考察
4巻は「情報の不確実性とメディアリテラシー」を時代的スケールで描いています。花筏の会は“ラジオ以前のSNS”として機能し、噂が噂を呼んで恐怖が増幅。なつ美が覚悟を固める過程は、依存から自立への移行であり、夫婦の力関係再構築を象徴しました。
5巻は家族との邂逅――“運命的出会い”が明かされます!

波うららかにめおと日和5巻あらすじと考察!
5巻は「運命の糸」を家族がほどく巻。結婚式を欠席した瀧昌が、改めて関谷家へ挨拶に赴きます。母・さつきは“二人が幼少期から縁で結ばれていた”エピソードを語り、親戚一同の涙を誘う一幕も。しかし父・篤三と姉たちは“本当に彼はなつ美を守れるのか”と試練を用意――甘味処での“姉妹インタビュー”が笑いと温かさを生みました。
② 父が示す合理主義VS情
③ 姉妹の“嫁いだ妹チェックシート”

クライマックスは正月飾りを手伝うシーン。瀧昌が「家族を作ることの難しさと尊さ」を理解し、篤三と盃を交わす場面で二人は“互いの背中”を認め合います。年の瀬、門松の前で家族全員が写る写真が“最初の家族写真”になる伏線も秀逸です。
考察
5巻は「家族承認」と「男性の通過儀礼」がテーマ。関谷家が課す試練は“国防”ではなく“内助の功”を問う逆転構造で、今なお続く「夫婦の家事シェア論争」に通じます。瀧昌が篤三から盃を賜る場面は、家父長制の継承でなく“更新”であり、家族観のモダナイズを宣言しました。
6巻は初めての正月!夫婦らしさが花開きます。

波うららかにめおと日和6巻あらすじと考察!
6巻は「二人で迎える初めての新年」。年越し蕎麦をすすり、初詣で手を合わせ、百貨店デートで瀧昌が“まさかのプレゼント”を贈る――その中身は口紅。妻に“自分色を持ってほしい”という願いが詰まっていました。読者から「こんな紳士的サプライズあり!?」と歓喜の声が続出。
② 初詣おみくじの「大吉・末広がり」
③ 口紅=自我と成熟を象徴

帰宅後、なつ美は鏡台で口紅をひき、「あなたの好きな色?」と照れ笑い。瀧昌は「あなたが笑えば海は穏やかだ」と返し、深夜0時、大時計の鐘がふたりのキスを祝福します。この巻は“温度”と“色”を徹底的に使用して情緒を高めた一冊でした。
考察
6巻は「色彩と言語化の関係」を探求。口紅は“語らずとも伝わる自己表現”であり、瀧昌が贈ることで「男性が女性の自己決定権を支援する」象徴に。百貨店はモダニズム消費文化の象徴で、昭和の個人主義萌芽を匂わせます。
7巻では“妻の自立”がいよいよ顕在化。手紙と化粧が武器になる!?

波うららかにめおと日和7巻あらすじと考察!
7巻のテーマは「妻の自立と友の恋模様」。瀧昌は洋上勤務が続き、なつ美は手紙を書き、郁子と化粧の練習を重ね、寂しさの中に楽しみを見つけます。同時に、深見龍之介と芳森芙美子の関係も急接近。モダンガール×海軍士官という対比が作品世界を一段深くしました。
② 深見&芙美子カップル誕生!?
③ 寂しさは〈行動〉で埋める主義

後半、なつ美は「あなたがいない夜こそ、明日の私を磨く」と宣言し、自宅でタイピング練習を始めます。これは“戦後の女性就労”を先取りする伏線とも読め、連載読者の考察が白熱。瀧昌が帰還し、化粧した妻と再会するラストは「時の流れを受け入れる夫」の成長も描いて感動的です。
考察
7巻は「待つこと=能動性」へのアップデート。行動によって寂しさを転換するなつ美は“自己実現の萌芽”を示し、令和読者の共感を呼びました。深見&芙美子の恋は“多角的ロマンス”としてメイン夫婦を鏡映し、作品世界の奥行きを拡大。
ドラマはいよいよ最終章――結末を大胆予想します!

波うららかにめおと日和 ドラマ 【最終話結末ネタバレ予想】
最終回は“戦争の影と夫婦の誓い”が交錯するはず。昭和12年以降、日中戦争の激化で海軍は前線へ向かいます。ドラマ版では「出征前夜に夫婦だけの神社式」を挟み、瀧昌が「必ず生きて還る」と誓うシークエンスが有力。ラストシーンは――
② 駅のホームで“見えなくなるまで敬礼”
③ 活動弁士による「その後」の語りで余韻演出

もし帰還できなかったら――? 制作陣は「愛の物証」を残すことでハッピーエンドとビターエンドの間を狙うと筆者は予想。例えば、瀧昌の背広ポケットから「妻の口紅と初詣大吉おみくじ」が出てくる演出。活動弁士が“夫婦の笑顔”を言葉で描き、映像は空と潮だけ――観る者が未来を想像できる結末が理想ではないでしょうか。
考察
近年の昭和ドラマは「未来を託す」締め括りが主流。確定的生死を描かず、“象徴物で生存を語る”方法が多用されます。本作も「潮風・背広・口紅」が三種のキーワード。生死の行方を明示せずとも、象徴が生き続ける構造で物語を未来へ接続するでしょう。
最後に、ドラマのタイトル「波うららかにめおと日和」に込められた意味についても考察していきます。
これは海軍を舞台にした物語であることから、「天気晴朗なれども波高し」(日露戦争時の東郷平八郎の言葉)のような海の状態を願う気持ちや、穏やかで晴れやかな夫婦の日々、海辺のような静かで幸せな夫婦関係を表現しているのではないかといった意見が出ていました。
具体的な一つの意味ではなく、穏やかで幸せな結婚生活を願う優しい雰囲気を表現しているのではないか、という解釈もなされていますね。
様々な角度からドラマを楽しんでいる様子が伝わってきて、今後の展開も本当に楽しみになりますね!
続いて“語り継ぐ価値”を総整理する「見どころ」へ!
見どころ
『波うららかに、めおと日和』の魅力は〈時間〉〈匂い〉〈色〉の三層演出に尽きます。時間は潮の満ち引きと夫婦の距離にシンクロし、匂いは潮風や背広の香りで“存在”を具現し、色は口紅・軍服・夕焼けで“感情”を染め上げるのです。
① 時間=潮位グラフ構造
② 匂い=視覚外感覚の物語化
③ 色=昭和モダンのパレット

潮風×夕焼け×口紅=エモ3点セット!
さらにキャスト陣の化学反応も必見。芳根京子の透明感、本田響矢の静かな猛々しさ、小関裕太のユーモラスな同僚力、山本舞香のモダンガールぶり――全員が“昭和の光”を纏いながら現代の空気を通した芝居で魅せます。セットは呉海軍工廠を思わせるリアルさで、文化考証も万全。
最後はまとめで要点復習&今後の展望へ!


まとめ
『波うららかに、めおと日和』は、昭和という激動期を舞台にしながらも、“待つ愛”と“育つ愛”のハイブリッドを成功させた稀有な作品です。潮風・手紙・口紅――小道具に宿る感情を丁寧にすくい上げ、現代の視聴者に“会えない時間こそ愛を深める”という普遍のメッセージを届けました。漫画は7巻で一区切り、ドラマは最終回で新たな問いを投げかけます。「愛する人と共に生きるとは何か?」――答えは簡単ではありませんが、なつ美と瀧昌が示した〈寄り添いながらも自立する〉姿にヒントがあります。
② 手紙→言葉の再発見
③ 口紅→自己表現の芽生え

