ついに呪術廻戦モジュロ第5話で――

マルが“覚醒”しました!
そして同時に、暴走とも言える危険な展開が待つのでは…。
そこで今話題になっているのが、
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第5話の【ネタバレ】最新話の内容は?
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マルの覚醒と暴走の原因とは?
という点です!
この記事では、上記の内容を順番に、画像付きで詳しく解説していきます!
呪術廻戦 モジュロ5話までのネタバレ振り返り!
まず、第4話の事実関係を手短に!
舞台は集英小学校。3年連続で同一容姿・同一の声・同一の背丈の男児が、「正喜」「正明」「正樹」と名を変えて1年生として入学し続けます。
学校は転校生として処理するも、家庭側の反応は曖昧で、呪詛師関与が疑われる状況に。
総監部からの指示で真剣・憂花・マルに、情報収集役の美野が加わり4人体制で調査へ。真剣は「無意識の暴走かも」と見る一方、マルは「繰り返しは危険」と警鐘を鳴らします。
学校での接触では、ターゲット「武田正樹(本名:武田マサヨシ)」が逃走。
追い詰めると、針・糸・ハサミで形づくられた“母の守護霊”が出現して真剣たちを攻撃。
剣術×術式で撃破後、正樹は「母の死後、毎年1年生を繰り返している」と告白。家族の記憶や住居は守護霊生成の幻、母の遺骨は庭に埋葬という残酷な真実も示されます。
②守護霊=裁縫具の母像
③“家”は領域の幻影、庭から幼児遺体が多数
一転、憂花と美野による自宅捜索で幼児遺体が5体以上発見され、真剣が対面していた“正樹と家”は領域展開の幻影だったことが判明。
拘束に動く真剣の前で、正樹は不気味に「仲間がいたのか……」と呟き、至近のマルは倒れている——ここで4話は背筋の凍る転調を迎えます。
呪術廻戦≡-モジュロ- 第5話『老耄』
1. 冒頭:シムリア回想
- 物語は前話の続きから、マルのシムリア人としての過去回想シーンで始まる。マルが故郷の「汚染された星」から地球へ逃れてきた理由が少し明かされ、テレキネシス能力の片鱗が描かれる。
2. 老呪詛師の登場と初戦
- 敵の老呪詛師(通称「お爺ちゃん」)が現れる。外見は少年のような若々しい姿だが、実際は100歳超の老化呪術師で、認知機能の低下により術式が制御不能に。家族の幻影を召喚する術式『母霊度暴威(ママレード・ボーイ)』を発動し、兄妹のような「母の守護霊」を生み出す。
- 真剣と憂花の兄妹コンビが先陣を切り、息の合った連撃で守護霊を攻撃。憂花の守護霊糸が呪力を吸収する性質が明かされ、彼女の息切れ描写で戦闘のリアルさが強調される。お爺ちゃんのセリフ「できることに気づかないんだよ…」が、老化の切なさを象徴。
3. 中盤:簡易領域『斑』の展開とテーマの深掘り
- お爺ちゃんが簡易領域『斑』を展開。円と円が線で繋がる自動反応型の領域で、侵入者を家族の幻影で混乱させる。領域内で真剣が「共働きの倦怠期かよ」と呟くシーンが挿入され、呪術師の過酷な労働環境と家族崩壊の風刺が効いている。
- そしてマルが怒りと覚醒!
- マルが領域の混乱に巻き込まれ、額の第三の目が覚醒。ポルターガイスト級のテレキネシスを発揮し、コップや家具を浮遊させて守護霊を破壊。シムリア人の能力が呪力と融合する描写がクライマックスの布石に。
呪術廻戦モジュロ5話【考察】マルの「第三の眼」は覚醒スイッチ!
本記事は、読者さまから寄せられた4話までの確定情報(ジジイ呪詛師による攪乱、家=領域の幻影、幼児遺体の発見、そしてラストでのマルの「第三の眼」発動)と、5話で示唆された描写を踏まえた考察です。
まずマルの“第三の眼”は常時発動の高性能感知器官ではなく「抑制→解放」を切り替える覚醒スイッチとして設計されている可能性が高いです。
視覚(検知)だけでなく、戦闘行動のモードを切り替える役割を果たすと見ると、1話ラストの抑制フラグ/5話ラストの解放フラグが一本線でつながります。
重要:5話の“第三の眼”は、六眼の「常時・解析」よりも、覚醒モードの「ON/OFF」に寄った描写である
②発動の儀式性(開眼という所作)
③発動後の行動変容=覚醒モード切替
六眼モチーフとの親和性はありますが、現時点で完全同一と断言できる根拠は不足しています。
六眼が“常時・解析・高精度制御”の象徴だとすれば、マルの第三の眼は“儀式性・モード切替・代償”の匂いが強い。つまり、「似て非なるもの」

さらに深掘りは次章に続きます。5話で匂わせられた「重力っぽい挙動」は、はたして“蒼”なのか、別系統なのか——。
重力っぽい術式=「蒼」なのか?
5話で示された「引き寄せ」や「圧」の表現は、見た目だけを切り出すと“蒼”を想起させます。ただし本筋で大切なのは現象の見た目ではなく、収束が成立する“理法(ロジック)”です。
4話の裁縫モチーフ(針・糸・ハサミ)や領域の幻影は、空間を「縫い付ける/繕う」イメージと親和性が高く、対象と対象を“距離”ではなく“縫い目の間隔”で近づける別系統の収束である可能性が濃厚です。
重要:同じ“引き寄せ”でも「重力」か「縫着(空間繕い)」かで、対策の作法が変わる
②再現性=連発の可否(クールダウン)
③対策=切断か緩めか
仮にマルの第三の眼が“繕い系”の演算補助である場合、対処は「防壁の強化」よりも“縫い目を断ち切る”“解(ほど)く”操作が有効になります。
視覚的には重力でも、術式の体系が異なるなら、既存の“蒼対策”は刺さらない。ここを読み違えると、次話以降の戦況評価を誤ります。

では、覚醒と暴走はどこで線引きされるのでしょうか。
次節で“スイッチ型覚醒”の代償仮説を整理します。
覚醒と暴走の境界線:抑制→解放のスイッチ型覚醒と“代償”の設計
1話ラストの抑制フラグ、5話ラストの開眼は、第三の眼が「覚醒モードへの切替弁」であることを強く示唆します。
覚醒を成立させる物語設計としては、以下の3パターンが定番です。
②侵蝕型:人格・境界の薄化
③系譜型:血統・契約・封印の露呈
4話で生活圏=領域の幻影が露見した流れを踏まえると、特に匂うのは②侵蝕型。
第三の眼を開くほど、外界の繕い(改変)能力は増すが、それと同時に自分自身の“境界(自我)”もほつれていく——この二律背反は、暴走演出と非常に相性が良いです。
重要:覚醒は“強さ”ではなく“制御”が勝利条件。第三の眼は両刃の剣
チーム戦略としては、憂花=鎮静/真剣=物理線の確保/美野=記録・証跡の固定という役割分担が自然に効いてきます。
記録を確かに残す“固定”は、幻影上書きを防ぎ、マルが暴走した場合の「帰ってくる場所(現実の杭)」として機能します。

次は、敵側(ジジイ呪詛師)の“脇の甘さ”と“戦闘時のキレ”の両立について。ホラー的リアリティの核心です。
ジジイ呪詛師の“脇の甘さ”と“戦闘のキレ”
あなたの感想の通り、今週の描写は背筋が冷える出来でした。認知の揺らぎを持つ高齢の呪詛師が、日常では隙だらけに見えるのに、戦闘に入った瞬間だけ作法どおりの鋭さを取り戻す。
このギャップがホラーの強度を生みます。4話で暴かれた「家=領域の幻影」は、まさに生活そのものを罠化する設計。普段の“脆さ”は油断誘導であり、戦闘は“儀式”として回路が閉じるのです。
ゆえに、第5話以降でマルが第三の眼を解放する意味は、敵の“生活の罠”を“戦闘の場”に引きずり出す転換点にあります。
幻影の上書きが効かない“現実の杭”を仲間が打ち、マルが“縫い目”の理法を看破する——この連携が勝ち筋です。

ここで一度、4〜5話時点の論点を俯瞰します。次の表は確定情報と考察の線引きに役立ちます。
項目 | 確定/考察 | 要点 | 示唆される対策 |
---|---|---|---|
家=領域の幻影 | 確定 | 幼児遺体の発見で偽装が露呈 | 記録の固定/現場保存/幻影上書き対策 |
第三の眼(マル) | 考察 | 抑制→解放の切替弁/儀式性 | 代償の把握/セーフワードでの帰還誘導 |
重力様の収束 | 考察 | “蒼”類似だが理法は“縫着”寄りの疑い | 切断・解き操作/テンション管理の破壊 |
高齢呪詛師の二面性 | 確定傾向 | 生活=油断誘導/戦闘=作法 | 生活描写を証拠化→戦闘手順へ引きずり出す |