キングダム840話ネタバレ【最新話・考察感想】洛亜完が騰と激突！

漫画『キングダム』第840話。

そこで話題になっているのが、

ということです！

韓、存続の道

キングダム 834話ネタバレ最新話【考察・感想】洛亜完＆寧姫vs治安維持軍と張宰相

寧姫が騰に交渉！

キングダム 835話ネタバレ最新話【考察・感想】寧姫が騰に直談判！

寧姫と騰が結婚！

キングダム 836話ネタバレ最新話【考察・感想】寧姫が騰と結婚！？

寧姫の死亡

キングダム 837話ネタバレ最新話【考察・感想】寧姫の死亡

韓王が寧姫を守って！

キングダム 838話ネタバレ最新話【考察感想】韓王が死亡！

降伏の前に！

キングダム839話ネタバレ最新話【考察感想】洛亜完が騰に降伏する条件

 

キングダム840話ネタバレ最新話までの振り返り！

韓国の終焉が刻一刻と近づく中、物語はいよいよ“王国の最終章”へと突入しています。

前話までの流れを振り返ると、無血開城という奇跡を成し遂げた寧姫と騰の英断、そして韓王の覚悟が胸を打ちました。

しかしその裏で、まだ火種は燻っていたのです。それが「洛亜完軍の動き」。彼らの忠誠心が新たな衝突の引き金となり得る中、第839話ではさらなる転機が訪れます。

寧姫が自ら戦の前線に立ち、血を流さず国を救おうとする姿勢は、王族の本懐といえるでしょう。

騰軍と洛亜完軍が対峙する中、間に飛び込んだのは他でもない寧姫。民と王族の未来のため、そして無用な血を流さぬために、毅然とした態度で前に出ます。その言葉は震えながらも力強く、「王国の決断に従ってもらいます」と全軍に向けて叫んだのです。

しかしここで事態を大きく動かしたのは、洛亜完自身の言葉でした。「納得できぬ者はついて来い」と告げ、その場から軍を一旦引く判断を下します。この決断に、寧姫も騰も一瞬驚いたものの、彼が“叛逆”をする意思がないことを即座に見抜きました。

洛亜完は怒りと忠誠の狭間で揺れながらも、国を思い、剣を収めたのです。

兵士たちの表情には戸惑いも見えましたが、彼らは上官の判断に従い、その場は大きな混乱には至りませんでした。これは寧姫の覚悟がもたらした大きな勝利でもあります。命がけで王族としての責任を果たし、かつての寧姫とはまるで別人のように堂々としていました。

そして840話では、さらに“次なる展開”が動き出す気配が漂っています。洛亜完の撤退の真意とは？彼が心に秘めている思惑、そして韓という国の最期をどう迎えるのか――その答えは次回へと委ねられます。

次の見出しでは「寧姫の真の成長と王族としての覚悟」に焦点を当てて、さらに深掘りしていきますね！

洛亜完が騰と激突が最後の戦いではない！

前話までの緊迫した空気の中で、洛亜完軍と騰軍が新鄭の城下で対峙した瞬間、多くの読者は「これが韓の最後の戦いになるのか」と感じたことでしょう。しかし、事態は予想を超える展開へと進みます。確かに洛亜完軍の一部は降伏に納得せず、寧姫の説得も聞き入れようとしませんでした。だが、それでも“激突”は起こらなかったのです。

洛亜完自身が「叛逆」の意思を持たず、戦を回避する選択をしたからです。

その背景には、韓の未来を見据えた彼の深い覚悟と、無用な血を流すことへの懸念がありました。騰もまたそれをすぐに察知し、騎馬隊の突入を止めるという冷静な判断を下します。この一連のやり取りは、韓と秦のトップ同士が“戦わずして理解し合った”稀有な瞬間だったといえるでしょう。

しかし、この場面は「韓という国の終焉」の演出であり、“本当の最後の戦い”は別の場所で始まろうとしているのです。それが、夏侯龍と飛信隊の激突。ここに、物語の核心が潜んでいます。

夏侯龍は、韓の王都を明け渡した寧姫や韓王の判断に納得していません。むしろ、これを「王族の弱さ」と見なし、戦い続けることが“韓の誇り”だと信じているのです。その信念が危険なのは、彼が「個人の正義」に突き動かされているから。冷静な国家戦略よりも、“感情と信念”で動いているタイプの武将なのです。

そして、その夏侯龍の前に立ちはだかるのが、飛信隊です。

信はこれまで数々の激戦を潜り抜け、仲間と共に秦の未来を切り開いてきました。彼の戦いは、決して国家の命令だけではなく「守りたい人のため」に剣を振るう純粋な意志が込められています。そんな信と夏侯龍――信念と信念のぶつかり合いが、最終決戦の舞台となるのです。

さらに注目すべきは、飛信隊が持つ“民を守る意識”です。夏侯龍の戦はもはや民のことを考えていませんが、信たちは違います。だからこそ、この戦いは単なる武力衝突ではなく「人を守るための戦い」なのです。

洛亜完と騰が理性で対話を選び、国家の美しい終わりを築こうとした一方で、夏侯龍は「滅びゆく国の誇り」として最後まで剣を抜こうとしています。信はそれを止めることができるのか。そして夏侯龍はどこまで抵抗を貫くのか――次回はまさに“感情の爆発”がぶつかる戦となりそうです。

夏侯龍と信、それぞれの“正義”がぶつかり信の勝利！

韓国最終局面において、最後の戦いは「国家を守る者」と「国を終わらせる者」の対立ではありませんでした。

それはむしろ、「信念の違い」が引き起こした激突――すなわち、夏侯龍と信という二人の将の“正義”が正面から衝突する戦いだったのです。

夏侯龍は、あくまで“韓の誇り”を守ることに固執していました。すでに国家としての命脈が尽きようとしている中、彼は最後の砦として、戦う姿勢を崩さなかったのです。

一方、信は“未来を作ること”を重んじ、これ以上の無益な流血を止めようと全力でぶつかります。

この戦いは、単なる武力の衝突ではなく「思想」と「志」のぶつかり合い」だったのです。

そしてその激突の末、勝利を手にしたのは信でした。彼は武力ではなく、その心と言葉、そして仲間との絆を通じて夏侯龍の“正義”に揺さぶりをかけたのです。

夏侯龍は倒れながらも、最後まで剣を手放しませんでした。彼にとっての「戦うこと」とは、単なる命令ではなく、王国が失われてもなお“魂”を繋ぐ行為だったのです。その姿に、信は一瞬戸惑いながらも、剣を抜いて真正面から応じました。

信の勝利の鍵は、“戦わずして勝つ”という騰とは違い、「信じたもののために真正面から戦う」強さでした。

飛信隊の仲間たちも、この戦いでそれぞれの役割を全うしました。羌瘣の的確な援護、河了貂の戦局分析、そして楚水らの肉弾戦――それらすべてが信の背中を押していたのです。これは、信個人の勝利ではなく、飛信隊という“家族”の勝利でもありました。

夏侯龍の敗北が意味するものは、“韓の滅亡”ではなく、“時代の転換”です。国に殉じるという旧き武将の美学が終わりを告げ、新しい時代を担う「民のための剣」が真の力を持つことを、信は証明しました。

戦いの後、信は夏侯龍に敬礼するように剣を下ろします。その姿に、夏侯龍もまた何かを悟ったように目を閉じました。そして、激しい戦のあとにもかかわらず、飛信隊の面々は誰一人として勝利に酔いしれず、静かにその場を離れていきます――。

「本当の勝利とは、民を守ること」
それが信たちが導き出した、戦の結論でした。

洛亜完軍は投降することに！

激戦の果てに立ち上がったのは、飛信隊の「命を守る戦い」でした。夏侯龍との死闘は決して軽いものではなく、信たちは全身傷だらけの状態。それでも彼らが最後まで守ろうとしたのは、“韓の未来”を背負う者たちの命でした。
その姿は、当初「秦＝侵略者」と捉えていた洛亜完軍の兵士たちの心に、確かな変化をもたらします。

戦いの中で「情けは弱さではない」という事実を目の当たりにし、彼らは自らの武器を静かに地面に置き始めました。

秦の優しさが、怒りと誇りに満ちた洛亜完軍の心を溶かしていったのです。
夏侯龍が倒れたあとも、飛信隊は敵兵を侮辱することなく、むしろその戦いぶりを称え、遺体に敬意を払いました。この対応に、洛亜完軍の兵士たちは衝撃を受けます。自分たちが“倒すべき敵”と考えていた相手は、実は“戦いたくなかった人々”だったのかもしれないと。

国の名を語って横暴を働くこの男を許すことは、洛亜完にとって“誇り”を失うことに等しいはずです。

一方で、騰もまた、秩序ある統治の実現を志す将です。夏侯龍のような“力で支配する旧体制”を残せば、秦による統治の妨げとなることは明白。だからこそ、**騰と洛亜完の利害が一致し、共にこの「内なる敵」に刃を向けるという劇的展開**が考えられるのです。

キングダム840話の発売日はいつ？休載は？